はる
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webライター/ブロガー
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動物病院で看護師として勤務するなど、動物業界で経歴を積む。
2016年、病気を機にwebライターとして活動開始。

webライターとしてペット関連と飼い主さんが正しい知識で幸せに暮らせるよう情報を発信。

2024年1月、鳥せつサプリを開設。

動物業界で働いている中、知識が不十分な環境で鳥ちゃんを飼育している方の多さにショックを受けました。
そこで、ペット業界での経歴や保有資格を活かし、飼い主さんが正しい知識を持ち、鳥ちゃんが幸せに暮らせることをコンセプトにした鳥せつサプリを立ち上げました。
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エサ

インコの主食はシードとペレットどっちがいい?メリットデメリットを詳しく紹介

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インコの主食は、主にシードとペレットの2種類が販売されています。

日本では、インコの主食としてシードが主流ですが、年々ペレットへの注目も高まっています。

シードとペレットは、どちらを与えたほうが健康にいいのかや、どのような違いがあるのかなど気になりますよね。

そこでこの記事では、シードとペレットの違いや、メリットデメリットなどを分かりやすく解説します。

この記事を読むと、シードとペレットの違いやメリデメ、主食として与えるにはどちらが良いのかが分かります。

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インコの主食にはシードとペレットの2種類がある

インコの主食には、シードとペレットがあります。
ここでは、シードとペレットの特徴について紹介します。

シードとは

シードとは、ヒエやキビ、アワなどインコが野生で食べている種子類をブレンドしたものです。

シードには、皮付きと皮むき(種子の殻を取り除いたもの)が販売されています。

皮付きはお米でいう精米前、皮むきは精米後というイメージです。

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ペレットとは

ペレットは、ドッグフードやキャットフードのように、インコに必要な栄養素を人工的にブレンドしたものです。

ペレットの主原料はトウモロコシが多く、種子類や穀類のほかに、インコに合ったビタミンやミネラルなどが配合されています。

ペレットは、ドッグフードやキャットフードのインコバージョンです。

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シードのメリットデメリット

ヒエやキビ、アワをブレンドしたシードには、どのような特徴があるのでしょう。

ここでは、シードのメリットデメリットを分かりやすく紹介します。

メリット

シードのメリットは、主に以下の通りです。

  • 嗜好性が高い
  • 価格が安い

自然食材だから嗜好性が高い

シードは、インコが自然で食べている種子類をブレンドした商品です。

そのため、嗜好性が高いことが特徴です。

価格が安く、商品が入手しやすい

シードは比較的価格が安く、ペットショップやホームセンターなどで入手しやすいことも特徴です。

デメリット

シードのデメリットは、主に以下の通りです。

  • 選り好みしやすい
  • 栄養バランスが整いにくい
  • 別途副食が必要
  • 残留農薬のリスクがある

選り好みややすく、栄養バランスが整いにくい

シードは、ブレンドされている種子類をバランスよく食べることで栄養をとることができますが、どうしても選り好みしやすい傾向にあります。

また、シードだけでは栄養を十分にとれないため、別途副食(小松菜などの野菜類、リンゴなどの果物類、カルシウムなど)が必要になります。

シード食の場合、サプリメントとしてネクトンSの併用がおすすめです。

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ほかにも、体調を崩したときなどに必要な療法食や高カロリー、消化の良い内容が作りにくいことも欠点です。

「虫がわかない」と記載のある商品は要注意!

シードは自然食なので、保存方法によっては虫がわくこともあります。

「虫がわかない」などと記載がある商品は、農薬を多く使用している可能性があります。

また、残留農薬などのリスクも心配です。

シードを買う際は、「無農薬」「オーガニック」などと記載のある商品を選びましょう。

ペレットのメリットデメリット

インコに必要な栄養素を、人工的にブレンドして作られたペレットには、どのような特徴があるのでしょう。

ここでは、ペレットのメリットデメリットを分かりやすく紹介します。

メリット

ペレットのメリットは、主に以下の通りです。

  • 栄養バランスが整いやすい
  • 副食がいらない
  • 高カロリーや療法食などバリエーションがある

ペレットと水だけで栄養バランスが整う

ペレットは、インコに必要な栄養をバランスよく配合しているので、基本的にペレットと水だけで副食を与える必要がありません。

インコの体調に合わせてエサを調節しやすい

ペレットは、高カロリーや各種療養食などバリエーションも豊富で、動物病院でも処方されることがあります。

デメリット

ペレットのデメリットは、主に以下の通りです。

  • 嗜好性が低い
  • 値段が高い
  • 国産品が少なく入荷が安定しないことがある

嗜好性が低くはじめは食べてくれない子が多い

ペレットはシードに比べ、嗜好性が低いことが欠点です。

特にはじめは、ペレットをエサだと認識することができないため、シードから移行する場合は、食べてくれるまでに時間を要することも珍しくありません。

国産品が少ないため入荷が安定しない、価格の変動がある

日本ではまだシードを与えるのが主流で、国産で品質の良いペレットが少ないことも欠点です。

アメリカなど先進国のペレットを与える場合、輸入の状況によって入荷が不安定になったり、価格が変動したりすることもデメリットです。

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主食はペレット、ご褒美やおやつにシードがおすすめ

シードとペレットの特徴やメリットデメリットを比較した結果、主食として適しているのは「ペレット」です。

その理由としては、主に以下が挙げられます。

  • インコに必要な栄養を考えて作られている
  • 副食を与える必要がない
  • 病気になった時も療法食があるので安心

ペレットは、インコに必要な栄養素を一粒一粒に配合してるため、選り好みの心配がなく、バランスの良い食事がとれます。

また、野菜や果物など副食を与える必要がないことや、摂ることが難しい栄養素(ビタミンDなど)も含まれているので、飼い主さんが栄養バランスをあれこれ考える手間が省けます。

インコが体調を崩した際、多く見られる症状が食欲不振です。
特に体の小さな個体になると、一日食事がとれないだけで命を落とすこともあります。

ペレットには、高カロリーや各種病気に合わせや療法食、消化の良い内容や、ペースト状にして強制給餌がしやすいなどの特徴があり、動物病院でも処方されることがあります。

日頃からペレット食に慣れておくと、もしもの時でも食べてくれやすく安心です。

また、幼鳥や老鳥、抱卵時などに適した高カロリーで消化の良いラインナップがあることもペレットの強みです。

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ペレットでは食べる楽しみがなくて可哀そうじゃないの?

シードとペレットを同時にインコの目の前に差し出すと、ほとんどの場合が迷わずシードを食べるでしょう。

シードを与えている方で良く聞く意見は、ペレットでは食べる楽しみがなくて可哀そうではないかということです。

結論からいうと、インコは人間ほどグルメではありません。
まだ、生きるために食べるといった本能が勝ります。

また、好きな食べ物でも、毎日食べていると美味しさが半減しませんか?
美味しい食べ物は、たまに食べる方が美味しく感じられるものです。

ですから、栄養をバランスよくとれるペレットを主食として与え、嗜好性の高いシードはおやつやご褒美に与えることをおすすめします。

インコの主食はシードとペレットどっちがいい?まとめ

シードとペレットには、それぞれ違った特徴があり、メリットデメリットも存在します。

なかでもおすすめの与え方は、主食には栄養バランスのよいペレット、おやつやご褒美に嗜好性の高いシードを与える方法です。

シードとペレット、どちらを与えたら良いのか迷っている方は、是非この記事を参考に選んでみてください。

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